こんにちは、HaraKitです。

現在は大阪市内でIT・Web業界で非正規雇用で働いております。詳しくはこちら↓

会社を解雇(クビ)されたとしても!非正規雇用で戦う人に伝えたいこと

 

で、突然なんですが、2016年、私は1年間で3回も会社を解雇(クビ)になるという快挙(!?)を達成しました!\(^o^)/ えっ!?Σ(´д`;)

 

…まぁ、初見の方からしてみれば「知らんがな」とか、「お前大丈夫?!」ってな感じでもあるとは思うのですが、あんまり大丈夫じゃないかもです(汗

それはさておき、2016年を振り返ってみると、非正規雇用は会社員という身分でありながらも実質的にはフリーランスに近かったのではないかとふと思った次第です(全国のフリーランスの皆様、ごめんなさい)。

そんなことから、少々感じたことを綴ってみたいと思います。

 

まずは経緯を振り返ります

まずそもそもとして、私の2016年の職歴を少し振り返ってみたいと思います。

私は2015年に新卒で入った組織を3年で退職後、いろいろなことを経てWeb業界へ転職をしました。

業界における知識や実務を積むことにフォーカスしたため、雇用身分にはそこまでこだわらずにとにかく業界に入ることにしました。

そして、2016年はだいたい以下の通りでした。

 

1月〜3月

2015年9月より大阪市内のWebマーケティング会社に派遣社員として勤務するも、会社の体制変化等により、2月下旬に3月頭で契約を打ち切られる宣告を受ける(もっと早くに言ってくれよとは思いましたが)。

 

3月〜4月

ECサイトを運営する大手Webマーケティング会社に再び一般派遣で勤務するも、就業開始直前にWebディレクター職として採用内定を別会社から頂き、より難度が高そうなそちらの会社での就業を希望すしたため、一ヶ月で契約更新を辞退。なのでこちらは解雇ではなく自主退職になります。

 

5月〜8月

Webディレクター職として大阪市内にある中小Web系の会社に入るものの、事業規模縮小のため解雇通告を受け8月いっぱいで契約更新打ち切りに。ちなみに契約社員としての就業でした(もともとは試用期間後は正社員になると聞いていたのですが…)。

 

10月〜現在

その後1ヶ月のブランクをはさみながらも、再びWebマーケティング・ディレクター職として勤務可能な職場で就業させて頂く機会を得て、3ヶ月間の紹介予定派遣で勤務するものの、適性不十分ということで、新たな職場を探すことに…(勤務は1月まで行います)。

 

主にこの1年間、Web業界にてマーケティング業での就業・実務経験を積むことを目的に取り組んできました。現在はまだ会社に席を置かせてもらっていますが、1月で契約が切れるので時間の問題です。

会社員として組織に定着できなかった問題は、単純な実力不足、私の人柄とか性格面、会社文化との適合性、周囲との同調性等、挙げればいくらでもでてくるかと思いますが、この記事では自分のダメな部分をつらつらと述べるのが目的ではないので、その辺はカット。

1年間会社をとっかえひっかえして働いたことによって、自分自身が分かったことをまとめたいと思います。

 

会社は「自分の骨を埋める場所」ではなく「数あるクライアント」の1つにすぎない

一言で言うと、会社って人の人生を左右する力はあるけれども、星の数だけ存在しているよってことでした。

だから、この会社で骨身を埋める覚悟で〜!というのは必ずしも必要ないんだってことです。

 

「正社員があたりまえ」という幻想に縛られていた

これまでの雇用の当たり前は「正社員として1つの会社で一生懸命働くこと」でした。

私の父や親戚といった周囲の大人を見ていても、複数の会社や組織を跨いで働く人間はおらず、1つの会社で懸命に働くことが「普通」であると、私自身もいつの間にか刷り込んでいました。

私も当初は正社員として就労を開始した人間で、毎月安定して給料が振り込まれることは非常にありがたいと感じたのですが(今でも感じています)、それ以上に正社員同士の密着した人間関係正社員以外の非正規社員への差別感情等が渦巻いているのを感じ、あまりいい感じがしませんでした。

 

因みに私は、中学校時代のウェイウェイ系の人に多い仲間意識や同調圧力みたいなものがすんごく苦手で、教室の隅で1人ポケモンのイラストを描いてるような少年でした。

 

非正規雇用は扱いが軽い

しかしこれはあくまでも日本における「正社員」での就労の話で、非正規雇用ではそうではありませんでした。非正規の従業員は会社から雇用身分を守られないので、仕事上の契約更新するか否かは会社側がすべてを握っています。

「うーん、求めてるものと違うな」

「もっと◯◯できないと厳しいな」

と会社側から判断されれば、非正規の従業員はいとも簡単に契約を解除されてしまいます。

正社員的な働き方や人間関係に慣れきったまま非正規になった当初の私は、会社から解雇通告を受けたときは、その通告を真正面から受け止めることができずにかなり狼狽したのを覚えています。

こんなにあっさり労働契約が切れちゃうんだ…、明日からお金どうしよう…と。

 

非正規雇用になって変わった会社に対する視点

なんとかしのいで今につながっていますが、非正規雇用になって大きく変わったのは、何より会社に対する見方です。

これまではその場に尽くす、雇ってくれたからには恩義に報いる、みたいなことを考えていたのですが、(私が知る限り)会社は従業員に対して必ずしもそのような期待をしていません。

あくまでも会社は、「自分たちの利益に貢献してるかどうか」で従業員を判断しています。

ここでいう利益とは、金額的なものもそうですが、職場内の雰囲気を改善したり、その他もろもろの問題点を解決するといった多義的な意味での利益です。

 

ですので、従業員側も「御恩と奉公」みたいな捉え方じゃなくて、

「自分はこの職場環境で、この会社にとって、このチームにとっての利益に貢献できるかどうか」

「パフォーマンスを発揮して売上につなげられるかどうか」

という観点で判断すべきと感じました。

 

その会社で上手く行かなければ、

「会社が求めていたものと上手くマッチしなかったんだ」

「じゃあ他を探そうか」

ぐらいの軽い感覚でいるほうが、双方にとってプラスになる気がします。

 

この辺は、会社にとらわれずに案件の獲得やクライアントとの契約等、全て自分でやらないと生計を立てられないフリーランスに似ているところがあるなと思っています。

非正規雇用にとっての就業先企業は、単発案件の1クライアントくらいに捉えておく方が、突如訪れた契約更新停止等の困難に対しても上手く切り抜けられるのではないか、と感じました。

 

職場に上手く適応することが幸せかどうかは人次第

正社員として働けば、雇用身分が守られるので従業員は安心して働けます。

自分の雇用身分を会社が守ってくれるから食いっぱぐれる心配が非常に少なく、案件獲得等も全て自分で行うフリーランスにとっては、このあたりを羨ましいと感じる人はいるかもしれません。

 

しかしその代わりに、正社員として会社になったらなったで、今度はサービス残業や休日出勤等といった過剰労働の問題に対処せざるを得なくなります。

つまり、正社員として働くこととは、「生活の保障」と引き換えに「職場で働く上での一切の条件を受け入れる」ことと同義なのです。

これを自分にとって幸せと感じるかどうかは、人によるんじゃないかと考えています。

みなさんは、どう感じるでしょうか?

 

会社をクビになっても語れることがあるかどうかが大切だと思う

一般的に、非正規雇用で職を転々としているというと、受けるイメージは最悪ですよね?

かつて私もそういう人を目の当たりにすると、「この人、人として大丈夫か?」という悪いイメージしか抱けませんでしたが、まさか自分がそっち側になるとは思ってもいませんでした。

しかし、実際のところ「転職回数が多い=駄目なやつ」という判断は本質からは少々ずれていて、例え転職回数が多かったとしても、チェックして欲しいポイントがあります。

それは、その人がそれぞれの職場において、

「自分はなぜその職場を選んだのか」

「自分はその職場で何を経験したか」

「自分は何を成し遂げることができたか」

「どんなことを失敗したか」

といった部分を語れるかどうかです

 

私の場合は、

Web業界における仕事の流れを理解する

Webの仕事においてもっとも重要であろうマーケティングの仕事を理解する

という目的で、業界に入ることを決意しました。

ですから、例え1つ1つの職場では上手く適合できず会社を転々と渡り歩いたとしても、自分自身はこの1年で「Webで食べていくとはどういうことか」の全体像を把握することができたと感じています。

 

クライアント(会社)と契約を交わす(しかもどんどん自分から選んでく)という意味では、非正規とフリーランスは同じ部分があると思いましたので、本記事を書こうと思い至りました。

非正規での就業を選択するならば、自分のクライアント(勤め先の会社)からの契約が切れるというリスクを常に考え、想定される危険に対して十分な対策を取り、いざという時に困らないようにしっかりしておきましょう。

 

Chao!